肌荒れは症状により、様々な原因があります。 主に外からの要因と内からの要因に分けることができ、それぞれを特定し、避けることで、肌荒れを防ぐことができます。
外要因
洗顔料・シャンプーなどの成分によるもの
メイクの成分、及び道具の汚れ
髪の毛の触れる刺激
手で触れる刺激
外気や紫外線によるもの
スキンケアの仕方によるもの
汗や皮脂の刺激によるもの
内要因
食べ物によるもの
水分の摂り方
栄養バランスの偏り
睡眠不足
ホルモンバランス
生活習慣
便秘
などが挙げられます。
外的な刺激による肌荒れは、そのほとんどが炎症を起こしている状態です。 かゆみがある、吹き出物ができている、赤みが出ているなどはどれも炎症の状態です。炎症に対する処置も必要ですが、炎症を起こす原因を特定し、それを予防することが大事になってきます。
皮脂の分泌の多い場所には、脂漏性皮膚炎という、皮膚炎が発生することがあります。
脂漏性皮膚炎は、自分の皮脂による接触性の皮膚炎ですが、症状には菌が関与するため、ひどい場合には病院で診察を受けるといいでしょう。
これは元来欧米で多かった皮膚炎で、日本での食文化が欧米化したことにより、日本でも増えてきているといいます。
シミやしわなどは、紫外線や加齢、乾燥などによる結果ですが、その対策と共に、肌のターンオーバー(再生機能)が活発であれば軽減・改善します。
肌荒れや皮脂による皮膚炎、などと聞くと、手入れが足りていない、清潔を保てていない、とするイメージがあるようです。
当然、ある程度の清潔さを保つ必要はありますが、実際のところ、行き過ぎた手入れや洗いすぎによる刺激が原因の肌荒れの方がずっと多いです。
自己判断による洗いすぎは、却って刺激の元になりますし、洗いすぎることによってより皮脂の分泌を盛んにしてしまいます。
また、清潔に保つために使用している洗浄剤の成分による肌荒れであった場合、これではいつまでも治まりません。
闇雲に顔や身体を洗うのではなく、荒れる原因を探っていきましょう。
できてしまった吹き出物に対しては、外用薬などが効果的です。医師や自分の身体と相談の上、合うものを使いましょう。
外的な要因でできる肌荒れに対しては、原因を特定した上で、自分のライフスタイルと合わせながら調整していくのがいいでしょう。
内的な要因に対しても同様ですが、これらの要因は1つだけを完璧に排除したとしても、効果は薄いかもしれません。身体の健康は様々な要素から成り立っているからです。
栄養バランスについても同じことが言えます。栄養素というのは1種類で効果を上げられるものではありませんから、例えば肌荒れに効くというビタミンのサプリメントを飲んだとしても、それだけではなかなか解決できないでしょう。
栄養バランスや睡眠、運動など、いわゆる「身体にいい」と言われていることは、そのまま肌のためにもなるものです。身体の調子と肌の調子は同じものだからです。
1つの強力な方法で、肌だけの状態を上げることはできませんので、地道に生活習慣を改善していくことが、結果として健康な肌への近道になります。
当院では、身体の機能を上げる施術を行なうことにより、症状の改善を目指します。
具体的には、身体の機能を上げることにより、代謝を活性化させてターンオーバーを促進させる他、肌荒れの原因が、ホルモンバランスや強すぎるアレルギー反応など、内面にある場合に特に効果的です。アレルギー反応が抑制されるようになると、外からの刺激にも強くなります。
内臓治療の面からは、肝臓の解毒作用、腎臓の排泄作用、腸の吸収作用など、機能の落ちている臓器を正常に戻すことにより、肌に出るトラブルを減らしていきます。
治療家 川 崎 明 治
ライセンス 理学療法士 柔道整復師 鍼灸師 介護支援専門員
臨床経験
平成2年~ 社会保険稲築病院リハビリテーション科 理学療法部
平成15年~ 明治鍼灸整骨院(旧 鴨生鍼灸整骨院)開院 院長
平成30~ 明治臨床センター開院 院長 現在に至る
明治臨床センター 明治整体 meiji style
meijistyleseitai@gmail.com
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